2017年04月28日

役に立たない研修


代表の宮沢です。
研修業界は4月がピークです。研修が立て込むと、必然的に一番時間のある私がブログを担当することになります

かなり前の話になりますが、昔、サークル活動を一緒にしていた知人から久々に会いたいと連絡があり、食事をすることになりました。後輩のような、とても可愛い女性です。
会話もひと段落したところで、以前、彼女の会社で研修をすると言っていたのを思い出しました。
「そういえば、会社で外部講師を呼んでマナー研修をするというお話をしていたよね。どうだった?」
同業の話なので興味津々で尋ねたのですが、途端、彼女の表情が曇りました。
「研修、あるにはあったんですが・・・」

聞いてみると、彼女の会社の研修を担当された講師の前職は、ある業務に特化したものだったそうです。研修担当者が何人かの講師に問い合わせて、一番熱心だった所に決めたということなのですが・・・
「その講師が研修の中で取りあげる例が、『私の体験したケースでは・・・』という過去の自分の仕事の話ばかり。そんな話、ウチには全然関係ないし、みんな役に立たないって、ぼやいていました

研修を企画・運営している私も、他所の研修をよく受講します。様々な講師がいて、中には話の内容や背景に物足りなさを感じることも、しばしばです。
ただ、講師も研修をするからには、それなりの準備をして臨んで来ています。自分の仕事に結びつく、なにがしかの発見は必ずあるものです。

しかし、これが研修を提供する立場になると話は別です。
内容を、受講生の中に落とし込めるように伝えなくてはなりません。
「ウチの職場では、ここが当てはまる。こう使える」ということを相手にイメージさせて初めて行動に結びつけることができるのです。
そのためには、講師の経験や思考の深さ、日頃の情報収集力が物を言います。

彼女の話を聞いて、改めてお客様に役立つ研修とは何なのか、相手の立場に立つことの大切さについて考えさせられたのでした。
posted by コーディアル・スタッフ at 19:16 | 北海道 ☔ | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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